マヌカハニーには医学的効能あり?
抗菌力の高いマヌカハニーには様々な効果効能があり、別名「メディカルハニー」と呼ばれていて、創傷や火傷の改善、虫歯菌の除去、マウストラブル改善、腸内環境の改善などの医学的効能も研究によって明らかにされています。
ただし、ブランド、品質、UMFやMGO数値の違いによって、マヌカハニーの効果に違いがあるので、マヌカハニーの選び方には気を付けましょう。
殺菌力の強さを表すUMFの数字
ニュージーランド政府が認めているマヌカハニー検査基準の1つにUMF(Unique Manuka Factor /ユニーク・マヌカ・ファクター)というのがあり、UMFが行う厳しい検査にクリアした商品にだけUMFマークが与えられます。

UMFの後に数字が付いていますが、これは消毒液のフェノール溶液と比べてどのくらい効果があるかを表したものです。
つまり、UMF10+とは10%の濃度のフェノール溶液と同じ効果があるという意味です。
手指の消毒では1.5~2%、医療用具・手術室・病室の消毒で2~5%と言われているので、UMF数値の最低基準である「UMF5」でもかなりの効果が期待されます。
マヌカハニーの5つの効果
ではマヌカハニーを取り入れることで得られる効果について紹介していきます。
傷や痛みを治す
マヌカハニーには強い抗菌活性を有する「メチルグリオキサール(MGO)」という独自成分が含まれてており、古くからニュージーランドではキズ、火傷、痛みといった創傷治癒に使用されてきました。
実際の研究(Health Benefits of Manuka Honey as an Essential Constituent for Tissue Regeneration/)でも、マヌカハニーは痛んだ組織の再生を促進させ、傷に苦しむ患者の痛みを軽減できることがわかっています。そのほかの研究では、2週間マヌカハニーで治療をしたところ、マヌカハニーを使用していない群に比べて傷のサイズが88%減少したことが明らかになっています。
歯垢を減して虫歯や歯肉炎予防

海外の研究で、マヌカハニーUMF15を使用して、歯垢と歯肉炎の臨床レベルを低下させることができるかどうかの実験を行った結果、マヌカハニーには虫歯の原因となる歯垢を減らし、歯肉炎や歯周病の治療に効果的な役割がある可能性が高いことが示唆されています。
ニキビ治療
マヌカハニーには一般的なハチミツよりも高い抗炎症性・抗菌性があるため、ニキビの原因菌となるアクネ菌にも効果的ではないかといわれています。また、肌をターンオーバーを促進する作用も期待できるので、ニキビ跡の改善にも役立ちます。
お腹の調子を整える
私たちの腸内には、およそ1000種類の細菌が100兆個以上生息していることが知られています。
多種多様な細菌たちが、菌種ごとに隙間なくびっしりと張り付いている様子をお花畑(フローラ)に例えたことから「腸内フローラ」と呼ばれています。

私たちの体は、腸内細菌である善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが悪くなると、下痢や便秘を起こしやすくなります。
研究の結果、マヌカハニーは善玉菌の比率増大に関与しており、日和見菌と悪玉菌のバランスを保つ役割を有していることが明らかになりました。
マヌカハニーを摂取することで、化学物質に頼らない環境にも体にもやさしくお腹の調子を整えることができます。
出典:高野美穂,「マヌカハニーのマウス腸内フローラにおよぼす影響」,化学と生物/55 巻 (2017) 1 号 p. 68-71
胃潰瘍の予防
胃潰瘍や十二支胃潰瘍、胃がんなどの病気の発症には「ピロリ菌」が影響していることが近年明らかになっています。
マヌカハニーに含まれている「シリング酸メチル」にはピロリ菌の抗菌効果が期待されていて、胃に関する疾患に効果的だとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はマヌカハニーの抗菌力を示したUMF数値とマヌカハニーの効果効能についてご紹介いたしました。健康維持や疾患の改善として日々の生活にマヌカハニーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
